活性酸素とは、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した酸素のことで、「酸化力の強い酸素」です。ヒトを含む哺乳類の場合、取り込んだ酸素の数％が活性酸素になるといわれています。

白血球から作られる活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能としての働きがあり、私たちの身体の働きを正常に保つうえでも不可欠な役割を担っています。

一方で、活性酸素には強い酸化作用がある為、私たちの身体にはこの酸化作用から身体を守る抗酸化防御機能も備わっており、活性酸素によるダメージを抑制・修復することが可能です。

しかし、喫煙、大気汚染、紫外線、放射線、激しい運動、身体的/精神的ストレスなど様々な外的要因が原因で体内に蓄積する酸化力（細胞毒性）が強いヒドロキシルラジカルという悪玉活性酸素が多く生成されてしまうと、身体が強い酸化ストレスにさらされることとなり、細菌だけでなく、自分の細胞も傷つけてしまい、細胞を内部から酸化させ遺伝子や細胞膜を破壊します。

その結果、健康な細胞が次々と死滅してしまいます。これが「体がサビる」という現象の正体です。これにより老化、疲労、生活習慣病、脳神経疾患、白内障など様々な病気が引き起こされてしまうのです。

活性酸素を効率よく除去するには水素吸入がおススメです。水素は分子が非常に小さく、発生させてすぐ体に取り込まなくては意味がありません。水素吸入では生させてすぐの水素を体内に効率よく取り込むことができます。実は医学界でも水素の研究は大変活発に行われており、人体に対する効果はここでは語りつくせないほどあります。

水素は非常に小さな分子で、脳や細胞、ミトコンドリアまで行き届くのが特徴で、細胞内レベルまで効果を出すことができます。その水素は悪玉活性酸素とだけ結合し無害な水に変えることが研究の結果立証されています。その為、吸いすぎても副作用が出ないことが特徴です。水素は悪玉活性酸素を選択的に効率よく除去することができ、様々な病気、冷え性や便秘などの予防や改善が期待できます。

水素吸入は水素水と比較すると、摂取できる水素の総量が水素水よりはるかに高い効果が期待でき、過去に水素水を飲んでいたけど効果が無かったという患者様でも効果を実感していただくことが出来ています。水素吸入のメリットは何と言っても摂取できる水素の濃度が高く、総量が多いことです。肺から血中を経て脳や神経を含む全身の水素濃度を迅速に上昇させることができます。

また、水素吸入には実績があります。水素療法のうち、国が認定する先進医療Bに認定されたことがあるのが水素吸入です。先進医療は、国がそこに一定の効果を認めたもので、今後保険診療にすることを見据えて評価するために先駆けて認定するものです。

その為、国に一定の評価を受けた証としてそれ自体が実績ともいえます。

他に、水を多量に飲む必要がなく、呼吸をしていれば良いため、長時間の吸入も可能であることが利点です。逆に水素水は手軽に水素を摂取できると思われがちですが、実際は濃度が低く、開封時に水素が逃げやすいため、効果的に水素を摂取するのは難しく、水素水で身体に必要な水素を摂取しようと思ったら、かなり多くの水素水を飲まなくていけません。

水素の吸入方法｜焼津市まどか整骨院・こがわ接骨院

水素吸入をするとその当日は調子が良く、効果を実感することができるのですが、時間の経過と共に効果が薄れていくと感じることがありますが、これは普通の状態です。

水素は吸入しても徐々に体から抜けていき、また体内に活性酸素があるとそれを取り除くためにどんどん消費されていきます。その為、水素吸入後は効果を実感できても、時間の経過と共に効果は薄れてしまいます。定期的な水素吸入をすることで効果を継続させることができ、身体を変えていくことができます。定期的に行う頻度としては、最低でも1週間に1～2回程度がおすすめです。